■戦時下の昭和15年の東京。検閲官・向坂は劇団「笑の大学」の座付き作家・椿に次々と無理難題をふっかけ、直せなければ上演中止だと脚本の書き直しを迫る。が、椿はその要求を聞いてさらに素晴らしい脚本を作りあげていく。そんな2人が、ガチンコ対決を通して次第に不思議なきずなを芽生えさせていく様を描く。
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「笑いの大学」映画になると聞いてとても楽しみしていました。
この作品は、元は2人芝居で行う舞台作品。
以前、数年前BSで放送されていたのを見て以来、とても印象深かった作品。脚本は三谷幸喜。
テンポの良さ、随所にちらばっている”笑い”、後半の緊迫感、そして涙。

配役)
笑ったことのない検閲官・向坂睦男
 舞台:西村雅彦 映画:役所広司
笑いに命をかける座付作家・椿 一
 舞台:近藤芳正 映画:稲垣吾郎

上演許可を得るべく、検閲官の無謀なまでの訂正要求に懸命に答えていく座付作家。
しかしそれは、笑ったことのない向坂の笑いのセンスを引き出すきっかけになってしまい、最後には積極的に変更箇所のアイデアを出していく検閲官。

特に印象に残っているのは、映画&舞台とも同じでした。

寛一とお宮の接吻シーンで警官が割り込む場面を実際に演じてみる二人。警官役をやる向坂のしだいに解放されていく変化がとってもよかったですね。

最後の脚本の書き直しを行い、向坂に出来上がり作品を見せ、上演許可できない!と言われてしまうシーン。

このシーンはもう涙腺注意!でした。

やっぱり映画館で見たかったな〜。

※「おくにとおにく」・・・やっぱりふとしたときに笑ってしまいます。(^_^;)

【映画・笑いの大学HP】
http://warainodaigaku.nifty.com/

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